水没したiPhone11Pro、バックアップ目的で復旧修理！

さて今回はiPhoneの水没修理です。

夏場に毎年増えることでお馴染みiPhoneの水没。

時折ですが冬場にもご相談をいただくことがあります。

今回は浴槽に落としてしまったそうです。

浴槽から拾い上げた際にはもう画面が全く映らない状態。

その後、しばらくドライヤーで乾燥を試みたそうですが復旧せず。

iPhoneは結構しっかりとした耐水性能があるます。

しかし一度水が入ってしまうと非常に抜けにくく、それが１枚目の写真のような状態になります。

写真中央に見える赤い部分があるかと思います。

これはシールになっており問題がない場合は白の状態です。

そこから水に触れることで赤く変色してしまいます。

ですので、この端末にはしっかりと内部まで水が入ったことがわかります。

ぽつぽつと水滴が見えるのでお分かりかと思いますが入った水は本当に抜けません。

一度、画面やバッテリー、基板を取り外して分解して洗浄、乾燥を行う必要があります。

洗浄が終わった後、各パーツを乾燥させました。

しかし、それだけでは復旧せず画面とバッテリーを新品に取り替えました。

その後、ようやく電源が復旧し操作も無事に回復できました。

ここまで復旧しても一切の油断ができないのが水没復旧修理です。

回復後もいつまで使えるかの保証はありません。

あくまでこの修理はデータのバックアップを目的にしたものなので、機種変更前提の修理になります。

水没修理後には必ずすぐにバックアップを取りましょう！

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