先日Google Pixel7の発表で下取りでかなり割安に購入できると話題になったGoogle発売のピクセルシリーズですが、ここ最近修理が増えてきております。
iPhone(アイフォン)と同じですが
やはり一番多いのは画面修理です。
その次にバッテリー交換
といった具合ですが今回は水没してしまって起動ができなくなった修理です。
今回の機種はGoogle pixel4a (4G)です。
こちらの機種は4Gと5Gという種類があり見た目では5Gの方が画面が大きいのが特徴です。
水没してしまってカメラが曇ってしまっております。
写真のようにリアカメラのレンズが結露してしまっています。
内部に水分が入り込むとカメラ部分が結露することはよくあります。
こうなれば分解して水分を取った上で洗浄し乾かす必要があります。
この機種はandroid(アンドロイド)によくありがちな背面ガラスからのアプローチではなく画面側からのアプローチになります。
pixelシリーズは画面が薄く力を入れると液晶漏れを起こしやすい機種なので慎重さが必要になります。
剥離する際はヒートガンやヒートマップで充分に温め剥離する必要があります。
ヒートガンを使用の際は液晶を焦がさないようにする必要があります。
写真に収める事を失念しましたが、分解を進めると筐体から外します。
その時に水分が見受けられました。
水分を拭きつつ分解を進めます。
分解が完了しました。
スピーカー
カメラ
イヤホンジャックなど外していきます。
この時基板に傷をつけないように慎重に行います。
画像上部に赤いシールが見えます。
こちらは水没判定シールとなります。
元は白いシールなのですが水分に触れると赤くなるシールです。
主にsimトレー付近に貼ってあることが多いです。
メーカーや正規代理店に持ち込んだ際に水没してますねー
なんて店員さんに言われた際はこのシールをsimトレーを外して確認しています。
洗浄する際はこのゴールドの板を外し内部まで洗浄します。
この後洗浄して組み上げましたが残念ながら液晶が水没により起動しませんでした。
電流値は正常・背面にあるボタンなどは起動が確認できました。
画面を交換すれば通常通り使用できたかと存じます。
今回はお客さまのご要望に応じまして
費用と機種変更をご検討とのことで
その上で修理はしないとご判断でしたので今回の修理はこれまでで終了となりました。
当店では水没修理で金額が高額になる場合・追加になる場合は事前にご連絡ご相談の上進めます。
今回は作業費のみのご請求となりました。
状態から行って直した方がいい場合や機種変更を考えている場合はあえて直す必要がない場合もあるのでそういったご相談でも可能です。
お気軽にご相談ください。