ホームボタンと並び使用頻度が非常に高いため、経年劣化によって陥没・押しても反応しないなど、故障してしまうことがしばしばあります。
また、落としたりぶつけたりした衝撃で、スリープボタンが陥没したり、反応がなくなったりといった事例も報告されています。
スリープボタンが使えないと、
・電源を入れられない
・電源をOFFにできない
・スクリーンショットを撮れない
といった問題が発生します。
さらに液晶表示をOFFにできないため、表示がOFFになるまで待たなくてはいけません。そうなると液晶がONになっている時間が長くなるため、
バッテリーが減るスピードも早くなってしまいます。このように、故障してしまうと非常に不便な箇所です。
スリープボタンは基板やバッテリーの下を通っているパーツで、修理する際は画面・基板・バッテリーと、ほとんどのパーツを外してからやっと交換ができます。高度な修理技術とお時間がどうしても必要になるため、他のパーツ交換修理よりも長めにお時間を頂いております。
機種によりますが、スリープボタンには以下の機能も備えています。
・電話の受信音や動画の音量を変更できる「音量調節ボタン」
・着信音や通知のON/OFFを切り替える「マナーモード切替スイッチ」
・通話時の雑音を拾ってノイズを軽減する「ノイズキャンセラー」
上記の複数の機能で動作不良が発生している場合、スリープボタンの交換修理のみで改善する可能性があります。