任天堂Switch修理もスマホ修理ドットコムでは行っております。
Nintendoスイッチは子供からお年寄りまで楽しめる機器ですね。
持ち運びやテレビ出力やジョイコンを切り離して対戦プレーなど汎用性が高いゲーム機ですね。
今回はそんなNintendo Switchが水没してしまい、起動しなくなってしまったと言う症状の修理について解説していきます。
まず水没についてですが、内部に水が入りショートしてつかなくなります。
そのショートや腐食している部分を取り除く作業から始めます。
まずNintendo Switchは背面から分解していきます。
分解するとこうなります。
写真を撮るの忘れてしまいましたが開けると水滴がびっしょり残っていました。
これは Switchに限らずスマートフォンでもそうなのですがこのようなモバイル端末は水が入るとなかなか抜けません。1週間以上たっても水分が残っているなんてことはザラです。
通気性はなく当然水分を逃す構造になっていないのでなかなか乾きません。
この写真は水分をとった後です。
写真下部の赤い枠は水没判定シールです。
これはiPhone(アイフォン)やスマホにもありこのシールは元々白い色をしているのですが水分が触れると赤くなるシールです。
Appleストアとかで「あー水没してますね」なんてショップのお兄さんに言われた経験がある方はsimトレーを開けてこのシールを見て水没しているのか判定しているのです。
黄色い枠は腐食やショートが見られる箇所です。
お客様のお話では上から入ったとの事ですが全体に腐食が見られるのでおそらく大量の水分をかぶった可能性があります。
腐食箇所1:ゲームカードスロット基板
ここのパーツは名前通りゲームソフトを読み込むソフトとタッチパネルを本体のメイン基板とつなく役割があります。
このパーツが故障するとゲームソフトが読み込まない・タッチができないなどの症状が現れます。
黄色い枠のところが水濡れによって白くなっておりうまく導通ができないであろう箇所です。
洗浄をしっかりすると腐食度合いによりますが綺麗になります
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ピントが合ってなくてわかりにくいですが白い箇所が取り除けております。
ちなみにこの裏っ側もかなりひどい状態でした。
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おそらくジュースか何かの糖分かと思います。
かすかに甘い匂いがします。
当然こういった部分も洗浄していきます。
腐食箇所2:左スライドレールラッチ付近
次の腐食部分は左スライドレールの信号をメイン基板に送るケーブル付近です。
※ケーブルは抜いております。
写真の通りケ白く汚れておりこのままだと左のジョイコンを接続しても反応しにくかったり反応がなかったりするケースが考えられます。
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当然ここもしっかりと洗浄を行います。
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このように白い汚れが落ちております。
腐食箇所3:右側メイン基板
水分で起因ではなさそうですが埃みたいなゴミが見受けられます。
こういったものがショートを引き起こして「何もしていないのにいきなりつかなくなった」と言うような症状が出る場合があります。
もちろんここもしっかり掃除を行います。
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※組み立ててから写真を撮っていないことに気づき雑な写真ですみません。
腐食箇所4:ファンケーブル・ボタンケーブルラッチ付近
ここが一番ショート箇所がひどかったです。
お客様く電源が入らないといっていたのはここが腐食を起こして電源ボタンが反応がしなかったのかと思われます。
ここもしっかり洗浄を行います。
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※また組み立て後に慌てて写真を撮影しており見にくくてすみません。
番外編:ヒートパイプつまり
Nintendo Switchは熱対策としてファンとヒートパイプがあります。
埃でファンやヒートパイプのメッシュ部分が詰まると熱を逃がせなくなり「本体が高熱になりすぎているためスリープにします」と永遠に出てします。
公式サイトでは掃除機で吸ってなどと書いてありますがどうにかならないことのほうが多い気がします。
今回はサービスでこちらの清掃を行いました。
もしご用命の際は1000円で行いますのでご相談ください。
全ての洗浄を行い、、起動が確認できました。
しかしバッテリーが不安定の為今回はバッテリーを交換致しました。
水没復旧+バッテリー交換で修理は完了です。
※バッテリー交換はお客様ご相談の上行っております。
Switch修理は即日でできることがほとんですのでお気軽にご連絡ください。