iPhone のデータ移行といえばちょっと前までは一苦労なイメージがあったかと思います。
まずPCにバックアップをとって新しいiPhone(アイフォン)をitunesに繋いで・・・
と PCを触ったことがない人にとっては未知の世界だったでしょう。
復元・更新・初期化などなど
ちょっと意味がわからない言葉が出てきてバックアップってなに?
というところから不明な方も少なくはないはずです。
iPhone(アイフォン)を買い替えるときにはデータが全部なくなる
という覚悟のもとに機種変更やMNP乗り換えをしていた方もいると聞いたことがあります。
現に筆者の知人はそれが原因で今もandroid(アンドロイド)を使用しております。
※本人はiPhone(アイフォン)を使用したいみたいですがまだ怖いとの事
さてそんなバックアップやデータ移行ですが
iOS12.4は2019年の7月にリリースされました。
現在この記事が2021年7月の記事なのでちょうど2年が経ちました。
2年前といえばまだau,docomo,softbankなどが2年縛りの契約がまだあった時期ですね。
その時に機種変更した方はデータ移行しっかりとできましたでしょうか。
そのiOS12.4からクイックスタートという画期的なものがスタートしました。
それまではiCloudというクラウドシステム以外は PCでバックアップを取るというのが通常でした。
写真やアプリデータはもちろんPCにというものでした。
しかし、クイックスタートがリリースされてからはiPhone(アイフォン)を重ねるだけでデータ移行が可能になるというものです。
少しの注意点を回避できれば問題なくデータ移行は完了します。
今回はそのクイックスタートにおけるデータ移行をする際に気をつける事をiPhone(アイフォン)修理屋が開設していきたいと思います。
iPhone クイックスタートはWifi接続か有線接続が必要
Wifiはわかるけど有線ってよく聞くけどなんだ。iPhone(アイフォン)に有線ってあるのか。って方向けに本日は記事を作成していきます。
有線接続は専用のケーブルを購入して繋いで移行という形ですがそういったまどろっこしいのは辞めてという感じでしょうから
クイックスタートはWi-fiが繋がる場所でやりましょう。
Wi-Fiが繋がらない場所では使用ができません。以上
という感じなので自宅のwifiでデータ移行をするのが一番良いでしょう。
ちなみにマクドナルドやスターバックスなどの無料のwifiはハッキングの危険性があるので注意ですというかやってはいけません。
クイックスタートをする前に準備すべき事は
楽になったとはいえデータ移行前は準備が必要です。
主に必要なのは
- LINEの引き継ぎ準備
- モバイルsuicaのウォレット削除
- Googleアカウンのメールアドレスとパスワードを思い出す
- どちらも最新のiOSバージョンにしておく
この四つが主に準備するべき点ですが、特定のアプリなど大切なものはやはりPCでバックアップが一番安全です。
念の為順番に開設します。
LINEの引き継ぎ準備
LINEは事前に引き継がないとデータ移行ができません。特にトーク履歴など残したいという方はこれは必須項目です。
やり方は設定→トーク→バックアップ
で完了です。
また、アカウントの引き継ぎもオンにしておく必要があります。
細かいやり方などは「LINE 機種変更 引き継ぎ」などとググれば出てきます。
詳しく書いているサイトを見つけましたので参考までにどうぞ。(ここをタップ)
モバイルSuicaのウォレット削除
個人的にはこれが一番引っ掛けかと思います。
複数のiPhone(アイフォン)端末にモバイルSuicaは使用できないので
注意が必要です。
しかし以降は簡単です。
一度古い方のiPhone(アイフォン)でアプリでウォレットを開きSuicaを削除するだけでOKです。
新しいiPhone(アイフォン)の方はウォレットアプリを開くと追加するか問われるので追加すればいいのでこれでOKです。
一度データをJRのサーバーに退避する必要があるのでこのような手順が必要との事です。
Googleアカウントのメールアドレスとパスワードを思い出す
最近ではGメールやGoogleドライブなどGoogleサービスを使用していない人なんかいないんじゃないかというほど無料で便利なツールがあります。
このGアカウントは、クイックスタートの際にどのgoogleのアプリを開くときに一回はメールアドレスとパスワードを求められるので思い返せないと自分のアカウントにログインができません。
Gmail
Google Chrome
Googleドライブ
Youtube
あたりは皆さん使用しているものかと思いますので機種変更する前にしっかりと思い出しましょう。
どちらも最新のiOSバージョンにしておく
これは、古いiPhone(アイフォン)・新しいiPhone(アイフォン)どっちも行うことが重要です。
先述したLINEの引き継ぎも稀に違うiOSバージョンですと引き継ぎが失敗したりするケースが多々あるようです。
他にもアプリデータなど同じバージョンでないとアプリ内データが引き継げないケースも出てくるかと思いますのでここは面倒ですが必須でやっておいた方がいいでしょう。
また、新しいiPhone(アイフォン)のiOSのバージョンアップですがPCなしなら
「こんにちは」画面から進むとおそらく「アクティベーション」のところまで行くと思いますので機種変更済みであればすでにiPhone(アイフォン)にSIMカードが入っているかと思いますのでそのままアクティベートできるかもしれませんが、中古iPhone(アイフォン)や友人からもらったiPhone(アイフォン)などはSIMカードを挿さないとアクティベーションエラーが出て先に進むことはできませんので注意が必要です。
そっからは基本全て指紋認証やフェイスIDなどは飛ばして先に進みます。
パスコードオプションという表記が小さく出ておりますのでそこで「設定しない」を選択し
さらに進むとApple ID /PASSを入力する箇所が出てくるので
そこも「後で設定」を選択するといつものトップ画面に移ります。
設定→一般→ソフトウェア・アップデートを選択しiOSのバージョンアップをします。
その後アップデートが完了したらもう一度初期化をします。
設定→一般→リセット→全てのコンテンツと設定を消去(2回確認されます。)
で完了です。
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